私は、NBA を20年以上こよなく愛していますが、10月に仕事の関係で約半年間、アメリカに長期出張することになりました。
出張期間中に私は、大好きなNBAの試合を15試合程観戦する予定でいます。
この記事では、ネットには載っていない実際に私が行って体験した、アリーナの特徴や実際に行った人にしかわからないアリーナの情報やアクセス方法について解説していきます。
フットプリント・センターのアクセス方法
フットプリント・センターへのアクセス方法は、フェニックス市内およびその周辺から多様な交通手段を利用可能です。以下に主なアクセス方法を紹介します。
公共交通機関
フェニックスのバレーメトロライトレールを利用するのが便利です。
フットプリント・センターは、3rd St/Jefferson駅および3rd St/Washington駅の近くに位置しており、どちらの駅からも徒歩で簡単にアクセスできます。
これらの駅は、フェニックス市内を走るライトレールの主要な駅で、市内各地からのアクセスが容易です。
フェニックス市内のバスもフットプリント・センターへのアクセスに利用できます。
バレーメトロバスは、市内の多くのルートをカバーしており、ダウンタウン周辺に多数のバス停があります。
車
フットプリント・センター周辺には、公式および非公式の駐車場が複数あります。
イベントによっては駐車場が満車になることもあるため、事前にオンラインで駐車場を予約するか、早めに到着して駐車スペースを確保することをお勧めします。
フェニックスの主要な高速道路からアリーナへのアクセスは比較的容易です。
I-10やI-17などの高速道路を利用して、ダウンタウン方面へ向かうと、フットプリント・センターへの案内が見られます。
自転車
フェニックス市内では自転車利用者も多く、フットプリント・センター周辺には自転車用の駐輪スペースも設けられています。
ダウンタウン内を移動する際に、健康的かつ環境に優しい選択肢となります。
注意点
公共交通機関を利用する場合は、特にイベント開催日にはスケジュールに変更がある場合があるため、事前に最新の運行情報を確認することが重要です。
また、車でアクセスする場合は、イベント開始時間の前には大きな交通渋滞が予想されるため、余裕を持って出発することをお勧めします。
私たちは、車でフットプリント・センターへ向かいました。
アリーナ周りはそれほど渋滞しているわけでもなく、駐車場も空きが多くありました。
フットプリント・センターの詳細情報
フットプリント・センターは、アリゾナ州フェニックスに位置する多目的アリーナで、主にスポーツイベント、コンサート、そしてその他の大規模なイベントに使用されています。
2021年にフットプリント・センターへと名称が変更される前は、トーキング・スティック・リゾート・アリーナとして知られていました。
この名称変更は、持続可能性と環境への影響を考慮した企業フットプリント社とのネーミングライツ契約によるものです。
主な特徴と情報
・所在地: 201 E Jefferson St, Phoenix, AZ 85004, USA
・開業: 1992年
・収容人数: 約18,000人で、イベントの種類によって変わることがあります。
・主な使用チーム: NBAのフェニックス・サンズ、WNBAのフェニックス・マーキュリー、そしてアリーナフットボールリーグのアリゾナ・ラプターズがホームアリーナとして使用。
・イベント: スポーツイベントのほか、コンサート、ファミリーショー、コメディーショー、その他多様なエンターテイメントイベントが開催されます。
サステナビリティ
フットプリント・センターの名称は、アリーナ運営における持続可能性への取り組みを象徴しています。
アリーナでは、エネルギー効率の良い照明、水の使用量削減、リサイクルプログラムの強化など、環境負荷を低減するさまざまな施策が実施されています。
施設とアメニティ
フットプリント・センター内には、豊富な飲食店があり、さまざまな味覚を楽しむことができます。
また、VIPエリアやプライベートスイートなど、様々な観戦スタイルに対応した施設も完備されています。
近年では、さらなるファンの体験向上を目指して、施設内の改修やアップグレードが行われています。
フットプリント・センターは、フェニックスでのスポーツやエンターテイメントの中心地として、地元住民や観光客に愛され続けています。
その最先端の設備とサステナビリティへの取り組みは、他のアリーナにおいても注目されている特徴の一つです。
フットプリント・センターのバリアフリーについて
この施設はすべての訪問者が快適に過ごせるように、様々なバリアフリー設備を備えています。以下に、フットプリント・センターのバリアフリー設備についての詳細情報を紹介します。
アクセシブルな座席
- フットプリント・センターでは、車椅子ユーザーやその他のアクセシビリティニーズを持つ訪問者のために、アクセシブルな座席が用意されています。これらの座席はアリーナのさまざまなセクションに配置され、良好な視界を提供しています。
駐車場
- アリーナに隣接する駐車場には、車椅子使用者のためのアクセシブルな駐車スペースが設けられています。これらのスペースはアリーナへのアクセスが容易な場所に位置しています。
入口とアクセス
- アリーナのすべての公共入口はバリアフリーで、車椅子ユーザーや歩行補助器具を利用する人が容易にアクセスできるようになっています。
聴覚障害者向けサービス
- 聴覚障害を持つ訪問者のために、アシステッドリスニングデバイスが用意されています。また、特定のイベントでは手話通訳サービスが提供されることもあります。
視覚障害者向けサービス
- 視覚障害者向けのサービスについては、事前にアリーナに問い合わせることで、特定のイベントに合わせたサポートを提供してもらえる可能性があります。
トイレ
- アリーナ内には、車椅子で利用可能な広々としたアクセシブルトイレが複数設置されています。
サービス動物
- サービス動物を伴っての入場が許可されていますが、ペットの同伴は許可されていません。
フットプリント・センターを訪れる際に特別な配慮が必要な場合は、イベント前に施設に直接問い合わせることをお勧めします。これにより、イベント当日にスムーズかつ快適に施設を利用するための準備が整えられます。最新かつ正確な情報を得るためには、フットプリント・センターの公式ウェブサイトを参照するか、直接施設に連絡するのが最善の方法です。
フットプリント・センターのフードコートについて
飲食の選択肢
- フットプリント・センターのフードコートでは、様々な種類の食事が提供されています。アメリカンフードからエスニック料理、ヘルシーオプションまで、多種多様なメニューが楽しめます。
- 提供される料理の例には、ホットドッグ、ハンバーガー、ピザ、ナチョス、サンドイッチ、サラダなどがあります。
地元料理の取り入れ
- アリゾナ州特有の料理やフレーバーを取り入れた食事オプションもあります。これには、サウスウェスタンスタイルの料理やメキシカンインスパイアのメニューが含まれることがあります。
ドリンクオプション
- アルコール類(ビール、ワイン、スピリッツ)やソフトドリンク、ウォーターなど、幅広い飲料が提供されています。
特別な食事ニーズ
- ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーなど、特別な食事ニーズを持つ来場者向けのオプションも一部の店舗で提供されている可能性があります。
利用時間
- フードコートの営業時間はイベントスケジュールによって異なりますが、イベント開催時には開場から閉場まで利用可能なことが一般的です。
私が実際にフットプリント・センターで食べたオススメフード
ナバホ族の伝統的なフライブレッドを使った、タコス風の料理です。フライブレッドの上に肉、レタス、チーズ、トマトなどをトッピングします。
フライドブリトーとも呼ばれるこの料理は、アリゾナ州発祥とも言われています。中身には通常、肉や豆、チーズが入り、外はサクサクに揚げられています。
フェニックスでは地元の農産物を使った新鮮な野菜料理も楽しめます。ペコスリーグは、トウモロコシ、豆、ズッキーニなどの野菜を使った伝統的な料理です。
アリゾナ州はバーベキューも有名で、特にプルドポークサンドイッチは多くのBBQレストランで提供されています。
フットプリント・センターで私が座った座席について
今回は私がコート近くの座席で試合を見たいとのことで、フェニックス・サンズのベンチ側のゴールすぐ後ろの席を確保しました。
座席価格は850ドル(日本円で約130000円)でした。
コートも近く、何よりプレーをしている選手が目の前なので、とにかく迫力が物凄かったです。
またテレビなどではなかなか伝わりませんが、NBA選手は試合中によく声を出します。
大声で何やら叫んでいたり、チームメートと大きな声でコミュニケーションをとっているのです。
またコート上の選手だけでなく、ベンチにいる選手やコーチも大きな声で声援を送っているのです。
日本ではなかなか見ない光景で、プレーの迫力だけでなく選手同士のコミュニケーションも直に感じれる素晴らしい座席で試合を観戦することができました。
フットプリント・センターで私が見た試合の感想
私が見た試合はフェニックス・サンズVS ミネソタ・ティンバーウルブズ戦でした。
試合は、フェニックス・サンズのエース、ケビン・デュラントが無双状態で終始、試合を一人で支配しているような試合でした。
また、ケビン・デュラントを支えるかのように、ブッカーがいいとことで点数を取ってくれているのが見ていて気持ちよかったです。
また、日本人NBA選手の渡邊雄太選手も出場時間は少なかったですがスリーポイントを決め、同じ日本人がNBAのコートに立ってプレーしている姿はかなり感動しました。
試合は、フェニックス・サンズが133-115で勝利しました。
フットプリント・センターに実際に行ってみた体験談
フットプリント・センターは、1992年に開場したこともあり、名称が度々変わっています。
また、オープンしてから20年以上も立っているため、改修に改修を重ねているようですが、ところどころに古さを感じるアリーナでした。
また、試合前に面白かったのが、アリーナ下でNBA選手が入退場するところを間近に見れるところがあるところです。
ここ二、三年は中止していたようですが、今年は再会したようで身長2mを超える大男たちが歩いている姿を間近で見られるのは、フットプリント・センターならではの光景でした。
私が見た試合は、感覚の動員数が少ない日だったようで空席が結構目立ちました。
アリーナ周辺も渋滞しているわけでもなく、駐車場も空きが目立っていたので、フットプリント・センターでNBAの試合をみる時は、車でも時間に十分余裕が持てる印象でした。
NBAの大ファン歴20年のカツキです。
バスケ好きが高じて、過去には某雑誌のコラムを担当していた経験もあります。
ここでは、実際にNBAを現地で観戦してきた経験を元に濃い情報をお届けしていきます。