私は約半年間、アメリカに長期出張することになりました。
しかし、仕事ばかりではなくせっかくアメリカに来たのならば仕事は程々に、大好きなNBAをアメリカ滞在中に15試合観戦することにしました。
15試合観戦する理由は、NBAは30チームあるので15試合観戦すると全チームの試合を観戦することができるからです。
この記事では実際に、アリーナに行ってみたアリーナの情報やアクセス方法などの体験談を解説していきます。
アメリカン・エアラインズ・センターのアクセス方法
アメリカン・エアラインズ・センターへのアクセスには、公共交通機関や自動車を利用する方法があります。
このダラスにある多目的アリーナは、市内の主要なスポットの一つであり、ダラス・マーベリックス(NBA)とダラス・スターズ(NHL)のホームゲーム、さらには様々なエンターテインメントイベントが開催されます。
公共交通機関でのアクセス
アメリカン・エアラインズ・センターへは、ダラス地域交通局(DART)のライトレールを利用してアクセスするのが便利です。
最寄り駅は「Victory Station」で、グリーンラインとオレンジラインが停車します。
この駅からアリーナまでは徒歩で直接アクセス可能です。
DARTのバスサービスもアメリカン・エアラインズ・センター周辺で利用できます。
最新のルートやスケジュールは、DARTの公式ウェブサイトで確認してください。
自動車でのアクセス
2500 Victory Ave, Dallas, TX 75219
アメリカン・エアラインズ・センターはダラス市内中心部に位置しており、I-35EやUS-75といった主要な高速道路からアクセスしやすい場所にあります。
アリーナ周辺には複数の公式および非公式の駐車場があります。
大規模なイベントの際は特に駐車スペースが混雑するため、事前にオンラインで駐車スペースを予約するか、早めに到着することが推奨されます。
その他の情報
イベント開催日には、特に公共交通機関と駐車場が混雑する可能性があるため、余裕を持ったスケジュールでの移動を計画してください。
イベントによっては、DARTやその他の交通機関が追加のサービスを提供する場合があります。
詳細は、イベント情報やDARTの公式ウェブサイトで確認してください。
アメリカン・エアラインズ・センターへのアクセスは、ダラスの発展した交通インフラを利用することで、比較的容易に行うことができます。
計画的に移動をすることで、スムーズにアリーナに到着し、イベントを存分に楽しむことができるでしょう。
私はDARTライトレールを利用して、アメリカン・エアラインズ・センターへ向かいましたが、さほど混雑はしていませんでした。
アメリカン・エアラインズ・センターの詳細情報
アメリカン・エアラインズ・センターは、アメリカ合衆国テキサス州ダラスに位置する多目的アリーナです。
主にスポーツイベント、コンサート、その他のエンターテイメントイベントに使用されています。
以下に、アメリカン・エアラインズ・センターの詳細情報を紹介します。
基本情報
所在地: 2500 Victory Ave, Dallas, TX 75219, USA
開業: 2001年
所有者: ダラス市
運営: センター・オペレーティング・カンパニーLP
主な使用チーム・用途
・ダラス・マーベリックス(NBA)
・ダラス・スターズ(NHL)
アメリカン・エアラインズ・センターは、これらのプロスポーツチームのホームゲームをはじめ、国内外の有名アーティストによるコンサート、ファミリーショーやイベントなど、多岐にわたるエンターテイメントイベントが開催されます。
施設情報
バスケットボールの試合では約20,000人、ホッケーの試合では約18,500人、コンサートでは配置によって変わりますが、最大で約21,000人を収容可能です。
最新の技術と快適な観客体験を提供するための施設が整っており、豊富な飲食店、広々としたロビーと通路、豪華なスイートとクラブレベルの座席、アクセシビリティ対応の設備などがあります。
アメリカン・エアラインズ・センターのバリアフリーについて
アメリカン・エアラインズ・センターでは、来場するすべての観客がイベントやNBAの試合を快適に楽しめるように、多くのバリアフリー設備とサービスを提供しています。
以下に、アメリカン・エアラインズ・センターのバリアフリー設備について詳しく説明します。
アクセシブルな座席
アメリカン・エアラインズ・センターには、車いすユーザーやその他のアクセシビリティニーズを持つ訪問者のためのアクセシブルな座席が用意されています。
これらの座席は、アリーナ内の様々な場所に配置され、良い視界を提供しています。
駐車場
アリーナに隣接する駐車場には、車いすユーザー向けのアクセシブルな駐車スペースが確保されています。これらのスペースはアクセスが容易な場所に位置しています。
入口
アメリカン・エアラインズ・センターのすべての公共入口はバリアフリーで、車いすや歩行器を使用する訪問者が容易にアクセスできます。
聴覚障害者向けサービス
聴覚障害を持つ訪問者のために、アシステッドリスニングデバイスが提供されています。これらのデバイスは、ゲストサービスカウンターで利用可能です。
視覚障害者向けサービス
視覚障害者向けのサービスについては、イベントによって異なる場合がありますので、事前にアリーナに問い合わせることが推奨されます。
トイレ
アメリカン・エアラインズ・センター内には、車椅子で利用可能な広々としたアクセシブルトイレが複数設置されています。
介助犬
サービス動物を伴う訪問者は歓迎されていますが、ペットの同伴は許可されていません。
特定のニーズに対応したサービスや設備を利用する場合、または詳細な情報が必要な場合は、イベント前にアメリカン・エアラインズ・センターに直接問い合わせることをお勧めします。
これにより、イベント当日にスムーズかつ快適に施設を利用するための準備が整えられます。
アメリカン・エアラインズ・センターのフードコートについて
このアリーナでは、様々な飲食オプションが来場者に提供されており、フードコートには多種多様な食事やスナックが用意されています。
以下に、アメリカン・エアラインズ・センターのフードコートに関する詳細情報を紹介します。
飲食の選択肢
アメリカン・エアラインズ・センター内には、さまざまな飲食店があり、伝統的なスタジアムフードから地元ダラスの料理、健康的なオプションまで幅広い選択肢を提供しています。
提供される料理の例には、ハンバーガー、ピザ、ホットドッグ、サンドイッチ、サラダ、ナチョス、スナック類があります。
地元ダラス料理の取り入れ
ダラスおよびテキサス州の地元料理を提供する店舗もあり、BBQやテキサス・メキシコ料理など地元の味を楽しむことができます。
ドリンクオプション
様々な種類のソフトドリンク、水などが提供されています。
地元のご当地サイダーもありました。
特別な食事ニーズ
ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーなど特別な食事ニーズを持つ観客向けのオプションも一部の店舗で提供されていることがあります。
私が実際に食べたアメリカン・エアラインズ・センターのオススメフード
テキサスの伝統料理であるチキンフライドステーキは、ビーフステーキを叩いて薄くし、小麦粉や卵で衣をつけて揚げた料理です。
クリーミーなグレービーソースと一緒に提供されます。
味は、衣がサクサクでグレービーソースの味がやみつきになります。
テキサスとメキシコの文化が融合したテクス・メクス料理はアメリカン・エアラインズ・センターでは観客にかなり、人気が高いようです。
エンチラーダ、ファヒータ、ナチョス、キソ・ディップ(チーズディップ)などが代表的です。
アメリカン・エアラインズ・センターでは本格的なメキシカン料理を提供する店が多く、タコス、タマレス、モレなど様々なメニューが楽しめます。
アメリカ南部の伝統的な料理であり、ダラスでも人気があります。
ふわふわのビスケットに濃厚なソーセージグレービーをかけて食べます。
味は好き嫌いが分かれる味ですが、私は大好きな味でした。
アメリカン・エアラインズ・センターはメキシコに近いこともあり、メキシコ料理が多かった印象です。
アメリカン・エアラインズ・センターで私が座った座席について
今回、私が選んだ座席は2階席で、134ドル(日本円で約20000円)の席でした。
以前、チェイスセンターでNBA観戦をした時も2階席でしたが、チェイスセンターでの2階席はコートまで割と近く感じましたが、アメリカン・エアラインズ・センターは凄く遠く感じました。
というのも、アメリカン・エアラインズ・センターは開放感がありアリーナ全体が広く感じます。
コートも遠い為、2階席だと選手のプレーも迫力を感じるのは少し難しいかもしれません。
ただ、ダラス・マーベリックスはエースでもあるルカ・ドンチッチの人気が高いため、座席はほぼ満員状態でした。
マーベリックスがシュートを決めるたびに、2階席だけでなく3階席の観客も総立ちで盛り上がるので、アリーナの熱気が物凄かったです。
座っていると、マーベリックスファンから「スタンドアップ」と怒られます。
アメリカン・エアラインズ・センターで私が見た試合の感想
私がアメリカン・エアラインズ・センターで見た試合はダラス・マーベリックスVS ユタ・ジャズの試合でした。
試合は序盤からルカ・ドンチッチの無双状態で、ほとんどのオフェンスがドンチッチに集まり、シュートはドンチッチで終わるというパターンがほとんどでした。
またドンチッチをアシストするのが、カイリーアービングでドンチッチのプレッシャーがキツくなると、カイリーアービングがオフボールでゴール下でシュートを決めるというパターンも多く見られました。
蓋を開けてみれば147-97でダラス・マーベリックスが勝利しましたが、ドンチッチはなんと一人で40得点も量産してしまう試合でした。
ドンチッチやカイリーアービングがシュートを決めるたびに、観客のボルテージは上がりまくり、3クォーターあたりから、ユタ・ジャズファンは帰っている人も多く見られました。
アメリカン・エアラインズ・センターに実際に行ってみた体験談
今回、アメリカン・エアラインズ・センターで試合を観戦しましたが、アリーナ全体が開放感があり2階席でもコートが遠く感じました。
幸いにも、私が見た試合はほぼ満員状態でしたので、2階席だけでなく3階席の観客も大盛り上がりだったため、見ていて会場の一体感はかなり強く感じました。
また今回、試合観戦していて特に面白かったのは「ハーフタイムショー」でした。
マーベリックスのダンスガールが、もはやダンスではなく中国の雑技団のようにサーカスを始めたのです。
ハーフタイムショーではありますが、観客は大盛り上がりで試合中のような盛り上がり方でした。
またハーフタイムショーだけでなく、タイムアウトショーなども迫力あるシューが繰り広げられていて、次のタイムアウトショーが楽しみになるアリーナは、アメリカン・エアラインズ・センターが初めてでした。
今回は、ライトレールを利用して、アメリカン・エアラインズ・センターに向かいましたが、ダラス・マーベリックスもNBAでは人気チームなのでアリーナ周辺はかなり混雑していました。
NBAのアリーナ周辺の混雑は、チームの人気度に比例しているのかもしれません。
NBAの大ファン歴20年のカツキです。
バスケ好きが高じて、過去には某雑誌のコラムを担当していた経験もあります。
ここでは、実際にNBAを現地で観戦してきた経験を元に濃い情報をお届けしていきます。