私は、仕事の関係で半年間長期出張でアメリカに滞在することになりました。
仕事の拠点はロサンゼルスですが、半年間私の大好きなNBA観戦を15試合する予定でいます。
マイルがたくさんあるので場所を惜しまず、アメリカのさまざまな場所に出向きNBAを観戦する予定です。
この記事では、実際に行った人にしかわからないNBAのアリーナの状況や実際にNBAを観戦してみた体験談をご紹介していきます。
トヨタ・センターのアクセス方法
トヨタ・センターへのアクセスには、公共交通機関、自動車、自転車など、様々な方法があります。
ヒューストンという都市の考え方に位置するこの多目的アリーナは、ヒューストン・ロケッツのホームゲームやコンサート、その他多数のイベントが開催される場所として知られています。
公共交通機関でのアクセス
ヒューストン・メトロのグリーンラインとパープルラインがトヨタ・センター近くを通っています。
ヒューストン・メトロのバスサービスもトヨタ・センターへのアクセスに利用できます。
シナリオを走る複数のバスルートがあり、アリーナ周辺に停留所が設けられています。
最新のバススケジュールやルートは、ヒューストン・メトロの公式ウェブサイトでご確認ください。
自動車でのアクセス
1510 Polk Street、ヒューストン、TX 77002、USA
トヨタ・センターは、I-69/US-59、I-45、I-10といった主要な高速道路からアクセスしやすい場所にあります。
アリーナへの具体的なアクセスルートについては、イベントの日によって異なる場合があるため、事前に最適なルートを計画してください。
トヨタ・センター周辺には、公式および非公式の駐車場が多数あります。
大規模なイベント時には駐車スペースが制限されるため、可能であれば事前にオンラインで駐車場を予約することをお勧めしますします。
自転車でのアクセス
ヒューストンのシナリオには自転車用の道路がされており、トヨタ・センターへのアクセスにも自転車を利用することができます。
アリーナ周辺整備には自転車用の駐輪スペースが設けられています。
注意点
イベント開催日には、特に公共交通機関と駐車場が混雑する可能性があります。
十分余裕を持って出発し、遅延に備えてください。
トヨタ・センターへのアクセスは、ヒューストンの充実した公共交通機関を利用することで、比較的簡単に行うことができます。
また、自動車や自転車での計画のアクセスも可能ですが、移動すること重要です。
今回、私と通訳さんはメトロライトレールを利用しましたがNBA観戦ではない人も多く、やや混雑していました。
トヨタ・センターの詳細情報
トヨタ・センターは、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストンに位置する多目的アリーナで、スポーツイベント、コンサート、その他多くのエンターテインメントイベントの開催地として知られています。
基本情報
所在地: 1510 Polk Street, Houston, TX 77002, USA
開業: 2003年10月
所有者: ヒューストン市
運営: ヒューストン・ロケッツ
主な使用チーム・用途
・ヒューストン・ロケッツ(NBA): トヨタ・センターはヒューストン・ロケッツのホームアリーナとして最もよく知られています。
・コンサートやライブイベント: 国内外の有名アーティストによるコンサートが定期的に開催されます。
・その他のイベント: ファミリーショー、スポーツイベント、コメディーショーなど、様々なイベントが行われます。
施設情報
バスケットボールの試合では約18,000人、コンサートやその他のイベントでは最大19,000人以上を収容することができます。
豊富な飲食店、広々としたロビー、快適な座席、プレミアムスイート、VIPエリアなどがあります。
また、アクセシビリティを重視した設計で、車椅子使用者向けの座席や施設も充実しています。
トヨタ・センターは、ヒューストンのダウンタウンに位置し、市内のエンターテインメントとスポーツの中心地として、地域コミュニティにとって重要な施設です。
最新の技術と快適な観客体験を提供するこのアリーナは、訪れる人々に忘れられない体験を提供し続けています。
計画と建設
トヨタ・センターの計画は、ヒューストン・ロケッツの新しいホームアリーナとして始まりました。
当時のアリーナであるコンパック・センター(後のNRGスタジアム)は、新しい施設に比べて設備が古くなっていました。
トヨタ・センターの建設は2001年に始まり、2003年9月に完成しました。
総工費は約2億2500万ドルで、この費用はヒューストン市、ハリス郡、およびヒューストン・ロケッツからの資金提供によって賄われました。
開業
トヨタ・センターは2003年10月6日に正式に開業しました。
開業を記念して、フリートウッド・マックのコンサートが開催されました。
アリーナの命名権は、日本の自動車メーカーであるトヨタが取得しました。
このため、アリーナは「トヨタ・センター」と命名されました。
トヨタ・センターのバリアフリーについて
トヨタ・センターでは、すべての観客が試合やイベントを快適に楽しめるように、多くのバリアフリー設備とサービスを提供しています。
以下に、トヨタ・センターのバリアフリー設備について詳しく説明します。
アクセシブルな座席
トヨタ・センターには、車椅子ユーザーや他のバリアフリーの要件を持つ観客のためのアクセシブルな座席が用意されています。
これらの座席は、良好な見やすさを提供してくれて、さまざまなセクションに分布しています。
駐車場
アリーナに隣接する駐車場には、車椅子使用者のためのアクセシブルな駐車スペースが設けられています。
これらのスペースはトヨタ・センターの入り口へのアクセスが容易な場所に位置しています。
入口
トヨタ・センターのすべての入口はバリアフリーで、車椅子や歩行器を使用する観客が容易にアクセスできるようになっています。
聴覚障害者向けサービス
聴覚障害を持つ訪問者のために、アシステッドリスニングデバイスが提供されています。
これらのデバイスは、ゲストサービスカウンターで利用可能です。
視覚障害者向けサービス
視覚障害者向けのサービスについては、イベントによって異なる場合がありますので、事前にアリーナに問い合わせることが推奨されます。
トイレ
トヨタ・センター内には、車椅子で利用可能な広々としたバリアフリーに特化したトイレが複数設置されています。
盲導犬
盲導犬を伴っての入場が許可されていますが、申請が必要でペットの同伴は許可されていません。
補助者
補助を必要とする観客が同伴している場合、補助者のための座席を提供することが可能です。
トヨタ・センターを訪れる際に特別な配慮が必要な場合は、イベント前に施設に直接問い合わせることをお勧めします。
これにより、イベント当日にスムーズかつ快適に施設を利用するための準備が整えられます。
トヨタ・センターのフードコートについて
トヨタ・センターでは観客に様々な飲食オプションが提供されており、フードコートにはたくさんの種類の食事やスナックが揃っています。
以下に、トヨタ・センターのフードコートに関する詳細を紹介します。
飲食の選択肢
トヨタ・センターのフードコートでは、伝統的なアメリカンフードからエスニック料理、健康的なオプションまで、幅広い食事が提供されています。
提供される食事の例には、ハンバーガー、ピザ、ホットドッグ、サンドイッチ、サラダ、ナチョス、アジア料理、メキシカン料理などがあります。
地元料理の取り入れ
トヨタ・センターでは、ヒューストンやテキサス州の地元料理を提供しており、地域の味を楽しむことができます。
ドリンクオプション
様々な種類のソフトドリンク、水が提供されています。
特別な食事ニーズ
ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーなど、特別な食事ニーズを持つ来場者のためのオプションが一部の店舗で提供されている可能性があります。
私が実際に食べたトヨタ・センターのオススメフード
ビーンズを使わないスパイシーなビーフチリは、テキサス州の伝統的な料理です。
このハートウォーミングな料理を提供するお店がトヨタ・センター内に多数あります。
チリとありますがそこまで辛くはなく、お好みで辛くすることもできます。
ヒューストンには大きなヒスパニックコミュニティがあり、本格的なメキシカン料理やテクス・メクス(テキサス風メキシカン料理)がトヨタ・センターで楽しめます。
エンチラーダ、タコス、ファヒータなどが特に人気のようです。
ヒューストンには元々大きなベトナム人コミュニティがあり、フォーやバインミー(ベトナム風サンドイッチ)などのベトナム料理が広く楽しまれていることもあり、トヨタ・センターでも味わえます。
味付けなどはアメリカ風にアレンジされているものもありますが、私は美味しく頂けました。
トヨタ・センターで私が座った座席について
今回、私が取った席は1階のコート横の席で価格は150ドル(日本円で約23000円)でした。
他のアリーナと比べると、1階席の値段としてはかなりリーズナブルに購入することができました。
座席は1階席ですが後ろの方の座席でコートまでは少し遠く感じました。
また、1階席はコート上から緩やかな傾斜になっていますが、傾斜の角度が緩やかなため、前の方が立って見ていると、試合が見づらい時も多々ありました。
この日の試合は、観客がほぼ満員だったため、前の座席の方が終始立っていたので、私もたちながでないと、試合がよく見えない状態でした。
満員だったこともあってか、アリーナの盛り上がりやボルテージは最高潮で、まるで人気アーティストのライブを見ているかのような雰囲気でした。
トヨタ・センターで私が見た試合の感想
この日の試合は、ヒューストン・ロケッツVS サンアントニオ・スパーズ戦でした。
サンアントニオ・スパーズの試合は1度見たことがありましたが、スケジュールの関係上、再度スパーズの試合を見ることになりました。
この日のロケッツは、スパーズのドラフト1位ビクター・ウェンバンヤマの高さに苦戦するも、ロケッツのバンブリートや、シェングン、イーソンなどがBゾーンのシュートを着実に決め、まさに総力戦の戦いでした。
結果は82-93でロケッツが勝利しましたが、面白い光景を見ることができました。
ロケッツのブルックスが、相手に対しなにやらトラッシュトークを仕掛けていたようで、これには相手選手も黙ってはおらず、乱闘騒ぎになったのです。
両チームとも、揉み合いになりましたが、観客からは笑いが起きていました。
選手同士は本気で乱闘騒ぎをしているのですが、その光景を楽しむように観客からは笑いが起きていたのです。
最も、ヒューストン・ロケッツのブルックスは以前から相手選手にトラッシュトークを仕掛けては乱闘騒ぎになるのが、名物となっているのです。
観客たちは、ブルックスが乱闘騒ぎを待っていたかのように大盛り上がりしていました。
トヨタ・センターに実際に行ってみた感想
トヨタ・センターはトヨタのアメリカ法人がネーミングライセンスを取得しているため、トヨタ・センターや周辺には、日本でもお馴染みのトヨタのマークが所狭しと並んでいました。
アリーナ内部のフードコートなどがある場所は他のアリーナと比べると少し狭い印象でフードコートなども少ない印象でした。
また、トヨタ・センターは開場してから20年が立っているため、トイレなどは少し古い印象です。
ただ、コートがあるアリーナ内部は天井が高く、開放感がありました。
柱などの作りがやや簡易的な印象はありましたが、それでも開放感は抜群でした。
また、この日は気温が25°と暖かく半袖の観客も多く見られました。
アリーナ内部は日本語表記などはありませんが、日本人でもわかりやすい動線の作りになっているので、英語表記で迷子になるということはなさそうです。
ヒューストンは冬でも温暖な気候であるため、NBAのシーズンでも快適に観戦することができます。
NBAの大ファン歴20年のカツキです。 バスケ好きが高じて、過去には某雑誌のコラムを担当していた経験もあります。 ここでは、実際にNBAを現地で観戦してきた経験を元に濃い情報をお届けしていきます。