私は、仕事の関係で半年間アメリカに滞在することになりました。
滞在期間中は時間を見つけて、NBAの試合を観戦する予定です。
今ままで何度も現地でNBAは観戦してきましたが、アリーナが新しくなったり、移転していたりとアメリカに行ってNBAを観戦する度に、新しい発見があります。
この記事では、実際にアメリカまで行って現地でNBAを観戦した体験や感想、アリーナの状態やアクセス方法などについて詳しく解説していきます。
デルタ・センターへのアクセス方法
ビビントセンター(Vivint Smart Home Arena)は、アメリカ合衆国のユタ州ソルトレイクシティにある多目的アリーナです。
主にバスケットボールの試合やコンサートなどのイベントが開催されます。以下に、ビビントセンターに関する詳細情報を提供します。
公共交通機関でのアクセス
ソルトレイクシティの公共交通機関であるトラックトレインは、ビビントセンターへのアクセスに便利です。
グリーンラインのアリーナ駅(Arena Station)が最寄りの駅となります。アリーナ駅から徒歩数分でビビントセンターに到着します。
ソルトレイクシティのバスシステムを利用することもできます。
ビビントセンター周辺には複数のバス停がありますので、自分の出発地から最適なバス路線を選択して利用することができます。バス停からビビントセンターまでの徒歩距離も比較的短いです。
ソルトレイクシティの公共交通機関を利用する場合、UTAトランジットパスを購入することで便利に移動することができます。1日券や週間券、月間券などの種類がありますので、滞在期間に合わせて選択すると良いでしょう。
車でのアクセス
自家用車でのアクセスが一般的です。ビビントセンターは、ソルトレイクシティのダウンタウンに位置しています。主要な高速道路や主要道路からのアクセスが比較的簡単で、ナビゲーションシステムを使用して目的地を設定することができます。
アリーナ周辺には多数の公共および民間の駐車場があります。
イベント日には混雑が予想されるため、事前にオンラインで駐車スペースを予約するか、早めに到着することをお勧めします。
自転車でのアクセス
サクラメントは自転車に優しい都市であり、ゴールデン1センター周辺にも多くの自転車用の駐輪場所があります。
また、サクラメントには自転車シェアリングプログラムもあり、アリーナ周辺で利用可能です。
注意点
イベント開催日には、特に公共交通機関と周辺の駐車場が混雑することが予想されます。
余裕をもって出発し、遅延に備えてください。
最新の交通情報や運行スケジュールについては、事前にサクラメント地域交通局(SacRT)の公式ウェブサイトや、イベント開催に関するゴールデン1センターの公式アナウンスを確認してください。
ゴールデン1センターへのアクセスは、サクラメントの公共交通機関を利用することで、最寄り駅までスムーズに行うことができます。
また、自動車や自転車でのアクセスも可能ですが、道が複雑なので事前の計画が重要です。
私はライトレールを利用してゴールデン1センターに向かいましたが、試合の日はかなり混雑していて、満員電車状態でした。
ゴールデン1センターの詳細情報
基本情報
所在地: 500 David J Stern Walk, Sacramento, CA 95814, USA
開業年: 2016年
所有者: サクラメント市
運営: サクラメント・キングス
特徴と施設
バスケットボールゲームの場合、約17,500人を収容可能です。
コンサートやその他のイベントでは、配置に応じて収容人数が変動します。
ゴールデン1センターは、LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)ゴールド認証を受けた、世界で最も環境に優しい屋内スポーツ施設の一つです。
太陽光発電パネル、最先端の換気システム、および地元産の食材を使用することで、持続可能な運営を実現しています。
最新のAVシステム、高速Wi-Fi接続、モバイルチケットと注文システムを備え、来場者に最先端のエンターテイメント体験を提供しています。
イベントと使用用途
スポーツ: サクラメント・キングスのホームゲームのほか、カレッジバスケットボール、MMA、プロレスなどのスポーツイベントが開催されます。
コンサート: トップアーティストのコンサートや音楽フェスティバルが定期的に行われています。
その他のイベント: 会議、展示会、卒業式、ファミリーショーなど、多岐にわたるイベントが開催されます。
コミュニティへの影響
ゴールデン1センターは、サクラメントのダウンタウン再開発プロジェクトの中心として、地元経済に大きな影響を与えています。
新たなビジネスの誘致、雇用創出、観光促進に貢献しており、サクラメントの文化的ランドマークとしての地位を確立しています。
ゴールデン1センターは、その革新的な設計と持続可能性に対する取り組みで注目されており、サクラメントだけでなく、アメリカ本土や海外から訪れる人々にとって魅力的な目的地となっています。
ゴールデン1センターのバリアフリーについて
ゴールデン1センターは、すべての観客が座席にアクセスしやすく、快適に過ごせるように設計されたバリアフリー施設です。
以下は、ゴールデン1センターのバリアフリー設備に関する詳細情報です。
座席
ゴールデン1センターには、車椅子ユーザーや他の障害を持つ観客のためのバリアフリーに特化した座席が用意されています。
ゴールデン1センターのバリアフリー席はアリーナのさまざまな場所に配置されており、観客のバリアフリーの状態によって柔軟に座席を変えてくれます。
また、バリアフリーの席でもNBAの試合やイベントなどは座ったままでも、見やすい設計にアレンジしてくれます。
駐車場
アリーナの近くには、障害を持つ観客のための駐車スペースが設けられています。
バリアフリー専用の駐車場は、ゴールデン1センターの入り口近くに設置してあり、入り口まで近く、アクセスが容易になっています。
入口
ゴールデン1センターのすべての入口はバリアフリーで、車椅子ユーザーでも簡単にアクセスできるようになっています。
ゴールデン1センターでは入り口が複数あり、観客がスムーズの会場と同時に入場できるようになっている為、そこまで混雑した状況ではないようです。
トイレ
アリーナ内には、車椅子でアクセス可能な多目的トイレが複数設置されています。
これらのトイレは広く、利用しやすい設計となっています。
しかし、1かい
聴覚補助
聴覚障害のあるゲストのために、特定のセクションで聴覚補助サービスが提供されています。
サービスを利用するには、事前にゴールデン1センターのゲストサービスに連絡するか、当日施設に問い合わせてください。
介助犬
介助犬はゴールデン1センター内で許可されています。
ただし、ペットは許可されていません。
補助者
補助を必要とする観客がいる場合、補助者のための座席を確保することができます。
必要な座席のアレンジがある場合は、チケット購入時にゴールデン1センターに問い合わせると対応してくれます。
バリアフリーに関する具体的な要望や質問がある場合は、ゴールデン1センターのゲストサービスに直接問い合わせることをお勧めします。
事前に連絡を取ることで、イベント当日にスムーズに施設を利用できるようになります。
私がゴールデン1・センターを訪れた日には、車椅子の団体の方が多くいらっしゃっていました。
この日はチャリティーマッチだったらしく、無料招待だったそうです。
車イスの方は、それぞれ介助者と一緒に1階席で観戦していたようですが、ゴールデン1・センターのスタッフによって、座席がバリアフリー用にアレンジされていました。
ゴールデン1センターのフードコートについて
ゴールデン1センターは、多様な飲食オプションを提供するフードコートを備えており、イベント訪問者に幅広い食事の選択肢を提供しています。
このアリーナは、地元の料理から国際的な料理、健康的な料理まで、さまざまな食事のオプションを誇っています。
フードコートの特徴
・多様な料理: ゴールデン1センターでは、ピザ、ハンバーガー、サラダ、メキシカンフード、アジア料理など、多種多様な料理を提供しています。
・地元のフレーバー: 地元のレストランや食品提供者が運営するスタンドもあり、観客はサクラメントの地元の味を楽しむことができます。
・健康的なオプション: サラダバー、グルテンフリーの選択肢、ベジタリアンやビーガン向けの食事など、健康意識の高い観客向けのオプションも用意されています。
・飲料: ソフトドリンク、幅広い飲料オプションがあります。
利用の注意点
- イベント前の確認: 特定のイベントでは特別な飲食店がオープンすることがありますので、訪れる前にゴールデン1センターのウェブサイトをチェックするか、直接問い合わせてみると良いでしょう。
- ピークタイムの回避: イベントの開始前やインターバル中はフードコートが混雑することが予想されるので、可能であればピークタイムを避けるとスムーズに食事を楽しむことができます。
ゴールデン1センターのフードコートは、NBAをより楽しむための重要な部分です。
訪問前に利用可能な飲食オプションをチェックし、自分の好みやニーズに合った最適な選択をしてください。
私が実際に食べたゴールデン1・センターのオススメフード
サクラメントは、地元の農産物を活用した料理で有名だそうです。
ゴールデン1センターでは、季節に応じた新鮮な果物、野菜、肉、魚介を使った料理が提供されています。
サクラメントでは、シーザーサラダの原型が作られたと言われています。
クリスピーなロメインレタス、パルメザンチーズ、クルトン、アンチョビを使ったドレッシングが特徴的でかなり美味で食べやすかったです。
ゴールデン1センターで私が座った座席について
今回、私が取った座席は、ベンチ反対側のコートサイド席で価格は800ドル(日本円で約120480円)の席でした。
NBAでのコートサイドの席は座席のチケットがかなり高額になりますが、今回私が取ったチケットの試合はコートサイドでもかなり格安でした。
運よく、座席も1番前でNBA選手のプレーが間近で見ることができ、大興奮でした。
通常、NBAのアリーナ1階席や2階席は、観客が常に盛り上がっているのでイスがあっても常に立ち見状態ですが、コートサイドの席では、座りながらゆっくり、フードやドリンクを楽しみながら観戦することができます。
また、NBAは2mを超える大男たちの迫力に圧倒されますが、コートサイドの席だとNBA選手のスピードにも圧倒されます。
身体が大きいだけでなく、スピードもかなり早いので迫力がアリーナ2階席とは全く違います。
ゴールデン1センターで私が見た試合の感想
私が見た試合はサクラメント・キングスVS アトランタ・ホークスの試合でした。
この試合のチケットはかなり安かったのですが、安い理由がありました。
なんと、この試合の観客がガラガラだったのです。
ゴールデン1センターはNBAの試合では約17500人収容可能ですが、おそらく2000〜3000人ほどしかいなかったと思います。
アリーナ席がガラガラだっただけでなく、コートサイドの席もガラガラで今までNBAの試合を観戦したきた中で1番、観客が少なかったです。
この試合がガラガラの理由は定かではありませんが、通訳の方によると、この試合の日はサクラメントで大規模なイベントがあったため、人がそちらに流れたのと、相手のアトランタ・ホークスファンがサクラメントは遠すぎるので、あまり人が集まらなかったのではないか。と話していました。
試合は、サクラメント・キングスのハリソン・バーンズがスリーポイント4本、フィールドゴール10本を含む活躍と、相手のアトランタ・ホークスのエース、トレイ・ヤングが欠場したこともあり、サクラメント・キングスが107-122で勝利しました。
ゴールデン1センターに実際に行ってみた体験談
私がゴールデン1センターに向かった日はサクラメントで大規模なイベントがあったため、サクラメント・キングスの試合はガラガラ状態でした。
ライトレールはかなり混雑していたので、おそらく大規模イベントに向かう人でごった返していたのだと思います。
ゴールデン1センターは2016年にオープンしたので、アリーナの外観はかなり近代的な作りをしていて、NBAのアリーナとは思えないほど、デザインにこだわっている感じがありました。
今回、私はあまりにもチケットの価格が安かったのでコートサイド席で観戦しましたが、ゴールデン1センターの2階席はかなり高い場所にあり、意外と2階席は見やすいのではないのかと感じました。
オープンして、まだ7年ほどなので内部も新しくフードコートなども充実しています。
サクラメントはアメリカの中でも地方都市になるので、日本語表記はほとんどありませんでしたが、英語がわからなくてもアリーナ内部はスムーズに行動することができます。
今回はサクラメントでたまたま大規模イベントがあった為、チケット価格はかなり安くコートサイド席で観戦することができたので、NBAのプレーを間近で見たいという方は、チケットが安い日を狙って観戦することをお勧めします。
NBAの大ファン歴20年のカツキです。 バスケ好きが高じて、過去には某雑誌のコラムを担当していた経験もあります。 ここでは、実際にNBAを現地で観戦してきた経験を元に濃い情報をお届けしていきます。