【NBA】チェイス・センターでゴールデンステイト・ウォリアーズの試合を観戦した体験談

私は10月に仕事の関係で約半年間、アメリカに長期出張することになりました。

その間に、私は大好きなアメリカプロバスケットリーグのNBAの観戦を15試合する予定です。

私は英語が話せないので、仕事でもプライベートでも通訳さんが常に一緒に行動してくれます。

この記事では、アメリカでNBAの試合が行われるアリーナの特徴や、実際に行った人にしかわからない様子、アクセス方法などをご紹介していきます。

カツキ

NBAの大ファン歴20年のカツキです。

バスケ好きが高じて、過去には某雑誌のコラムを担当していた経験もあります。

ここでは、実際にNBAを現地で観戦してきた経験を元に濃い情報をお届けしていきます。

チェイスセンターのアクセス方法

チェイスセンターは、サンフランシスコのミッションベイ地区に位置しており、公共交通機関、車、自転車など、様々な方法でアクセスすることができます。

チェイスセンターまでの主なアクセス方法を紹介します。

公共交通機関

Muni Metro

T Third Street Line(Tサードストリート線)がチェイスセンターの最も近い公共交通機関です。UCSF/Chase Center駅で下車し、徒歩でアリーナにアクセスできます。   

バス

複数のMuniバス路線がチェイスセンター近くに停車します。主なバス路線には、22 Fillmore、55 Dogpatch、91 Owlなどがあります。最新のルートやスケジュールは、サンフランシスコ交通局(SFMTA)のウェブサイトで確認してください。

カルトレイン

サンフランシスコのカルトレイン終点駅(4th and King Street)から、Muni MetroのTサードストリート線に乗り換えてUCSF/Chase Center駅で下車すると便利です。カルトレインは、サンフランシスコ南部やシリコンバレーからのアクセスに適しています。

駐車場

チェイスセンター周辺には限られた数の公式駐車場がありますが、事前に予約することを強くお勧めします。試合日やイベント開催日は特に混雑が予想されるため、余裕を持ったスケジュールで移動しましょう。

ハイウェイ

I-280、US-101といった主要高速道路からアクセスできますが、サンフランシスコ市内の交通状況に注意してください。

自転車

自転車駐輪場

チェイスセンターには自転車駐輪場が設置されており、自転車でのアクセスも推奨されています。サンフランシスコは自転車に優しい都市の一つであり、多くの自転車道が整備されています。

注意点

イベントの日時によっては、公共交通機関や道路が非常に混雑する可能性があります。

特に大規模なイベントや試合の際は、時間に余裕を持って移動することをお勧めします。

チェイスセンターのウェブサイトや、サンフランシスコ交通局(SFMTA)のウェブサイトで、最新のアクセス情報や駐車場情報を確認してください。

チェイスセンターへのアクセスは、サンフランシスコの便利な交通網を利用して比較的容易に行うことができます。

しかし、最適なアクセス方法は訪問日のスケジュールや出発地点によって異なるため、計画を立てる際には最新の情報を参照することをお勧めします。

カツキ

私たちは、車でチェイスセンターへ向かいました。

ゴールデンステートウォリアーズはNBAのチームの中でもかなり人気の高いチームなので、試合前のチェイスセンター周辺の道路はかなり渋滞していました。

チェイスセンターへ向かう際は、個人的には車ではなく電車やバスを利用することをお勧めします。

カツキ

チェイスセンター周辺の駐車場の駐車料金はかなり高く、試合を見に行った時は5時間で50ドル(日本円で7300円)程かかりました。

チェイスセンターの詳細情報

チェイスセンターは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコにある多目的アリーナで、NBAのゴールデンステイトウォリアーズのホームアリーナとしても知られています。

チェイスセンターの主な特徴と詳細情報をまとめます。

基本情報

開業: 2019年9月

所在地: サンフランシスコ、カリフォルニア州

座席数: 約18,000席(イベントによって異なる)

用途: バスケットボールの試合、コンサート、会議、その他様々なイベント

特徴

立地

サンフランシスコのミッションベイ地区に位置し、市内中心部からアクセスしやすい場所にあります。

デザイン

現代的で持続可能なデザインが特徴で、LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)ゴールド認証を受けています。

テクノロジー

最先端の音響システムや大型ビデオボードを備え、観客に最高の体験を提供します。

アクセシビリティ

公共交通機関を利用しやすい立地に加え、自転車駐輪場や車椅子用の座席も充実しています。

飲食施設

多様な飲食オプションがあり、地元サンフランシスコのフードシーンを反映したメニューが楽しめます。

イベントとプログラム

チェイスセンターでは、ゴールデンステイトウォリアーズのホームゲームのほかにも、国内外の有名アーティストによるコンサートや各種イベントが年間を通じて開催されます。

また、地域社会への貢献や教育プログラムなど、コミュニティ向けの活動も積極的に行われています。

チェイスセンターは、サンフランシスコでのスポーツ観戦、音楽、エンターテイメントの中心地として、また持続可能な建築のモデルとして、訪れる人々に独特の体験を提供しています。

計画と建設

計画開始

チェイスセンターの計画は、ゴールデンステイトウォリアーズがオークランドからサンフランシスコへの移転を決定した2012年に始まりました。

目的は、チームに最先端の施設を提供し、ファンに優れた観戦体験をもたらすことでした。

建設

建設は2017年に始まりました。アリーナはサンフランシスコのミッションベイ地区に位置し、サステナビリティを重視した設計が特徴です。

建設プロジェクトには、アリーナのほかにオフィスビル、小売スペース、公共広場などが含まれていました。

開業

チェイスセンターは2019年9月に開業しました。                        開業イベントとして、メタリカとサンフランシスコ交響楽団によるコンサート「S&M2」が開催され、大きな注目を集めました。

名称

アリーナの名称は、金融サービス企業のJPモルガン・チェイスが命名権を取得したことにより「チェイスセンター」と名付けられました。

この契約は、長期にわたるパートナーシップの一環です。

チェイスセンターのバリアフリーについて

この施設は、すべての訪問者が快適に利用できるよう、さまざまなバリアフリー設備を備えています。以下に、チェイスセンターのバリアフリー設備に関する詳細情報を紹介します。

アクセシブルな座席

  • チェイスセンターでは、車椅子利用者やその他のアクセシビリティニーズを持つ訪問者のために、アクセシブルな座席が用意されています。これらの座席は、良好な視界を提供し、アリーナのさまざまなセクションに分布しています。

駐車場

  • 車椅子使用者のためのアクセシブルな駐車スペースがアリーナに隣接する駐車場に用意されています。これらのスペースはアリーナへのアクセスが容易な場所に位置しています。

入口とアクセス

  • アリーナのすべての公共入口はバリアフリーであり、車椅子ユーザーや歩行補助器具を利用する人が容易にアクセスできるようになっています。

聴覚障害者向けサービス

  • 聴覚障害を持つ訪問者のために、アシステッドリスニングデバイスや手話通訳サービスが提供されることがあります。

視覚障害者向けサービス

  • 視覚障害者のためのサービスも用意されており、特に重要なイベントでは視覚障害者向けのガイドや説明サービスが提供されることがあります。

トイレ

  • アリーナ内には、車椅子で利用可能な広々としたアクセシブルトイレが複数設置されています。

サービス動物

  • サービス動物を伴っての入場が許可されていますが、ペットの同伴は許可されていません。

チェイスセンターを訪れる際に特別な配慮が必要な場合は、イベント前に施設に直接問い合わせることをお勧めします。これにより、イベント当日にスムーズかつ快適に施設を利用するための準備が整えられます。最新かつ正確な情報を得るためには、チェイスセンターの公式ウェブサイトを参照するか、直接施設に連絡するのが最善の方法です。

チェイスセンターのフードコートについて

飲食の選択肢

  • チェイスセンターでは、地元の料理から国際料理まで、幅広い食事オプションを提供しています。アメリカンフード、アジア料理、メキシカン料理、イタリアン料理など、多様なジャンルが楽しめます。

地元料理の取り入れ

  • サンフランシスコの地元料理や地元の食材を取り入れたメニューも提供されています。サステナブルなシーフード、オーガニック野菜を使用した料理など、地元の味を反映した食事が楽しめます。

ドリンクオプション

  • アリーナ内には、ビール、ワイン、スピリッツを含むさまざまなドリンクオプションがあります。地元のクラフトビールやカリフォルニアワインのセレクションも豊富です。

特別な食事ニーズ

  • ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーなど、特別な食事ニーズに対応したオプションもあります。健康志向のメニューやアレルギーに配慮した食品も提供されています。

利用時間

  • フードコートの営業時間はイベントスケジュールによって異なりますが、イベント開催時には通常、開場から閉場まで利用可能です。

私が実際に食べたチェイス・センターのオススメフード

サワードウブレッド

サンフランシスコはサワードウブレッドで有名です。独特の酸味が特徴で、サンドイッチに使ったり、単体で楽しんだりすることができます。

チョップドサラダ

サンフランシスコでは新鮮な野菜を活かした料理が多く、特にチョップドサラダは地元民に愛されています。さまざまな野菜、ナッツ、チーズ、時にはフルーツを細かく刻んで混ぜ合わせ、ドレッシングで味付けします。

ミッション・ブリトー

ミッション地区発祥のとされるミッション・ブリトーは、他の地域のブリトーよりも大きく、具材が豊富で、アルミホイルで包まれています。米、豆、肉、サルサ、アボカドなどが一般的な具材です。

シウマイ

サンフランシスコには大きな中国系コミュニティがあり、チャイナタウンで本格的な中華料理が楽しめます。特に点心の一種であるシウマイは評判が高いです。

チェイスセンターで私が座った座席について

カツキ

私は英語が話せないので、チケットは通訳の人に手配してもらいました。

私たちが座った座席は、ゴールデンステイトウォリアーズのベンチ側のゴールの後ろの2階席でした。

座席の価格は一人当たり、340ドル(日本円で約50000円)でした。

通訳の人は、ウォリアーズの試合は人気で、2階席でもチケットの価格は高いとのことでした。

2階席と聞いていたので、選手たちのプレーは少し遠く感じるのかな?と思っていましたがチェイスセンターでは、2階席でもコートまでの距離が近く感じ、選手のプレーが間近に感じました。

また、選手の声がよく聞こえます。

選手たちは、試合中によく叫んだり、相手選手に何やら言葉を投げかけているのもよく聞こえました。

通訳の人によると、選手たちの「トラッシュトーク」がすごくよく聞こえるとのこと。

トラッシュトークとはNBAでは日常茶飯事のことのようで、いわゆる「暴言」です。

通訳の人は「放送禁止用語」ばかりと行っていました。

カツキ

こんな感じで、チェイスセンターでは2階席でも選手たちのプレーが間近に感じ、試合中の声もよく聞こえるくらいコートに近い感覚でした。

チェイスセンターで私が見た試合の感想

カツキ

私がチェイスセンターで見た試合は、ゴールデンステートウォリアーズVS サクラメントキングスの試合でした。

試合は、ウォリアーズの人気選手、ステフィン・カリーが1Qからスリーポイントが絶好調で、前半だけで6本ものスリーポイントを沈めていました。

また、同じくウォリアーズの人気選手、クレイ・トンプソンは少し調子が悪かったようで、試合を通して13得点と少し物足りなさを感じました。

また凄かったのが、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンの試合中の声が物凄かったのです。

味方に声をかけたりベンチから選手に向かってかけている声が物凄く大声で2階席まで響き渡っていました。

またたまに相手選手へも何やら大声で叫んでいたので恐らく「トラッシュトーク」かと思います。

カツキ

試合は138-117ゴールデンステートウォリアーズが勝利しました。

チェイスセンターに実際に行ってみた体験談

カツキ

ゴールデンステートウォリアーズの本拠地、チェイスセンターは2019年に完成した新しいアリーナです。

完成してからまもないので、アリーナ周辺やアリーナの内部はかなり綺麗でした。

アリーナの座席も、2階席でも割とコートまで近く感じ、巨大な空間というよりは、一体感が強いアリーナでした。

アリーナでは、フードコートなども充実しており食事も楽しむことができます。

日本語で表記されているものはほとんどありませんでしたが、Google翻訳を使えばそこまで英語での不便さは感じませんでした。

チェイスセンターはNBAでも超人気チームでステフィン・カリーやクレイトンプソンなどもいるため、毎試合混雑しているようです。

試合の日は、チェイスセンター周辺の道路は渋滞になり、また車で行くと駐車場を探すのに少し苦労します。

また、サンフランシスコも物価は高く、座席のチケットや駐車料金、アリーナのフードは日本の1,5倍〜2倍近くします。

チェイスセンターに行く際は、公共交通機関の利用をかなりオススメします!