私は、仕事の関係で半年間アメリカに滞在することになりました。
ちょうどNBAのシーズン中の滞在為、大好きなNBAの試合を15試合観戦する予定でいます。
アメリカに半年間滞在することは滅多にないことなので、仕事はほどほどにNBAの試合観戦がメインになっています。
この記事では、実際にNBAのアリーナを訪れてみてアリーナの状態や状況、アクセス方法などを詳しく解説していきたいと思います。
ユナイテッド・センターへのアクセス方法
ユナイテッド・センターは、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴに位置する多目的アリーナで、NBAのシカゴ・ブルズとNHLのシカゴ・ブラックホークスのホームゲームが開催されます。
また、コンサートやその他のイベントにも使用されます。
以下に、ユナイテッド・センターへのアクセス方法を詳しく紹介します。
公共交通機関でのアクセス
・ピンクラインの「Ashland」駅がユナイテッド・センターに最も近い地下鉄駅です。駅からアリーナまでは徒歩約10分です。
・ブルーラインの「Illinois Medical District」駅または「Western」駅からもアクセス可能ですが、少し距離があります。
CTAのバス路線もユナイテッド・センターへのアクセスに便利です。
特に、20番(Madison Street)、50番(Damen Avenue)のバスがアリーナ近くを通ります。
イベント開催時には、これらのバス路線の運行時間が延長されます。
車でのアクセス
ユナイテッド・センターは、イリノイ州シカゴのダウンタウン西部に位置しています。
主要な高速道路からアクセスしやすく、I-290(Eisenhower Expressway)からMadison Streetを西に進むとアリーナに到着します。
アリーナ周辺には、公式の駐車場が複数あります。
イベントによっては混雑が予想されるため、事前に駐車スペースを予約するか、早めに到着することをお勧めします。
自転車でのアクセス
シカゴは自転車に優しい都市であり、ユナイテッド・センター周辺にも自転車用のレーンが整備されています。
また、アリーナ周辺には自転車の駐輪スペースが用意されています。
注意点
・イベント開催日には、特に公共交通機関と駐車場が混雑することが予想されます。余裕を持ったスケジューリングを心がけ、遅延に備えてください。
・最新の交通情報や運行スケジュールについては、シカゴ交通局(CTA)やイベント主催者の公式ウェブサイトを事前に確認してください。
私はシカゴの地下鉄を利用して、ユナイテッド・センターへ向かいましたが、シカゴは人口も多い大都市なので、平日にも関わらずかなりの人で地下鉄も混雑していました。
ユナイテッド・センターの詳細情報
ユナイテッド・センターは、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴに位置する多目的アリーナで、主にスポーツイベントやコンサートなどのエンターテインメントイベントに使用されています。
特にNBAのシカゴ・ブルズとNHLのシカゴ・ブラックホークスのホームアリーナとして知られています。
基本情報
所在地: 1901 West Madison Street, Chicago, IL 60612, USA
開業: 1994年
所有者: ユナイテッド・センター・ジョイント・ベンチャー
運営: ユナイテッド・センター・ジョイント・ベンチャー
主な使用チーム・用途
・シカゴ・ブルズ(NBA)
・シカゴ・ブラックホークス(NHL)
ユナイテッド・センターはこれらのプロスポーツチームの試合をはじめ、国内外のトップアーティストによるコンサート、ファミリーショー、サーカス、アイスショー、各種コンベンションなど、多岐にわたるイベントが開催されます。
施設情報
バスケットボールの試合では約20,917人、ホッケーの試合では約19,717人を収容できます。
コンサートやその他のイベントでは配置によって収容人数が変わりますが、最大で約23,500人以上を収容可能です。
最新の技術と快適な観客体験を提供するための施設が整っています。
豊富な飲食店、プレミアムスイート、クラブシート、VIPエリア、アクセシビリティ対応の設備などがあります。
開業と背景
ユナイテッド・センターは、1994年8月18日に開業しました。
これは、古いシカゴ・スタジアムの代わりとして建設されました。
シカゴ・スタジアムは、1929年に開業して以来、シカゴのスポーツとエンターテインメントの中心地として機能していましたが、設備の老朽化と限られた収容能力のため、新しいアリーナの建設が決定されました。
名称の由来
アリーナの名称は、アメリカの航空会社ユナイテッド航空が命名権を取得したことに由来します。
ユナイテッド航空は、アリーナの命名権について複数年契約を結び、その名前がアリーナに付けられました。
重要なイベントと改修
ユナイテッド・センターは、NBAファイナル、NHLスタンレー・カップ決勝、NCAAトーナメント、大規模なコンサート、政治集会など、多くの重要なイベントの開催地となっています。
アリーナは開業以来、複数回にわたって改修が行われています。
これには、スイートや座席のアップグレード、最新の技術による施設の改善などが含まれます。
ユナイテッド・センターは、シカゴのスポーツとエンターテインメントの象徴的な施設として、その歴史の中で数多くの記憶に残る瞬間を提供してきました。
現在も、幅広いイベントが開催されており、地元住民や観光客に愛され続けています。
ユナイテッド・センターのバリアフリーについて
ユナイテッド・センターは、すべての観客が快適に観戦できるよう、さまざまなバリアフリー設備を提供しています。
以下に、ユナイテッド・センターのバリアフリー設備とサービスについて詳しく説明します。
アクセシブルな座席
ユナイテッド・センターには、車椅子利用者や他の障害を持つ観客のためのバリアフリーに特化した座席が用意されています。
これらの座席はアリーナのさまざまな場所にあり、試合を楽しむための良い座席が確保されています。
駐車場
ユナイテッド・センターに隣接する駐車場には、障害者用の駐車スペースがあります。
これらのスペースは、アリーナへのアクセスが容易な場所に位置しています。
入口
ユナイテッド・センターのすべての入口はバリアフリーで、車椅子や歩行器を利用する観客も容易に入場できます。
聴覚障害者向けサービス
聴覚障害のあるのために、アシステッドリスニングデバイスや手話通訳サービスが提供されています。
視覚障害者向けサービス
視覚障害者のための特別なサービスや支援が用意されている場合があります。
トイレ
アリーナ内には、車椅子で利用可能なアクセシブルトイレが複数設置されています。
介助犬
介助犬を伴っての入場が認められています。
ただし、ペットと一緒の同伴は許可されていません。
補助者
アクセシビリティニーズを持つ来場者が補助者と一緒にイベントに参加する場合、補助者のための座席も提供されることがあります。
観戦前に特定のニーズや質問がある場合は、ユナイテッド・センターのカスタマーサービスに直接連絡することをお勧めします。
事前に確認を行うことで、試合当日にスムーズな観戦が確保できます。
また、公式ウェブサイトにもアクセシビリティに関する詳細情報が掲載されているため、訪問前にチェックすることが推奨されます。
私が、ユナイテッド・センターに行った日は車椅子の方は見当たりませんで知ったが、改修を何度も重ねていることもある、バリアフリーはかなり充実していました。
ユナイテッド・センターのフードコートについて
フードコートの特徴
多様な飲食店: ユナイテッド・センターのフードコートは、様々な種類の飲食店があり、伝統的なスタジアムフードから地元シカゴの料理、健康的な選択肢まで幅広く提供しています。
地元料理: シカゴ独特の食文化を反映した料理も提供しており、シカゴスタイルのホットドッグやディープディッシュピザなど、地元の味を楽しむことができます。
ドリンク: ソフトドリンク、水なども広範囲にわたり提供しています。
提供される食事の例
- ハンバーガー
- ピザ
- ホットドッグ
- サンドイッチ
- サラダ
- ナチョス
- スナック類
特別な食事ニーズ
ベジタリアンやグルテンフリーなどの特別な食事ニーズに対応したオプションが一部の店舗で提供されている可能性があります。
NBAやイベントを楽しむ際には、ユナイテッド・センターの多様なフードをぜひ利用して楽しんでください。
私が実際に食べた、ユナイテッド・センターのオススメフード
シカゴの代表的な料理の一つで、厚みのある生地にチーズ、トマトソース、さまざまなトッピングを重ねたピザです。
生地が厚く、具材が豊富なのが特徴です。
シカゴスタイルのホットドッグは、ケチャップを使わずに、ピクルスのリリッシュ、マスタード、玉ねぎ、トマトのスライス、ピクルスのスピア、スポーツペッパー、セロリソルトをトッピングします。
これらをポピーシードがまぶされたバンズに挟んで提供してくれます。
シカゴの名物スナックであるガーレットポップコーンは、キャラメル味とチーズ味を混ぜ合わせた「シカゴミックス」で有名です。
甘いキャラメル味としょっぱいチーズ味の組み合わせがクセになります。
ユナイテッド・センターで私が座った座席について
今回、私が座った座席は3階席で価格は99ドル(日本円で約15000円)でした。
3階席だったので、コートまではやや遠く感じましたが他のアリーナよりは近く感じました。
また3階席だと、コートまでが遠くプレーがよく見えなかったりするのでコート上にあるモニターをみたりしますが、シカゴ・ブルズの本拠地でもあるユナイテッド・センターはモニターがかなり小さいのです。
なぜここまでモニターが小さいのか?と疑問に思うくらい小さいので、ユナイテッド・センターでNBAの試合を見る際は2階席か1階席で観戦するのをオススメします。
ユナイテッド・センターで私が見た試合の感想
この日、私が観戦した試合はシカゴ・ブルズVSシャーロット・ホーネッツの試合でした。
個人的にはシャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールのプレーを見たかったのですが、残念ながらこの日は欠場でした。
試合は僅差で、シカゴ・ブルズがリードする試合展開でしたが、シャーロット・ホーネッツのマイルズ・ブリッジスの調子がよく、シカゴ・ブルズはなかなか得点差を広げることができませんでした。
デマー・デローザンを中心にオフェンスと組み立ており、堅実にフィールドゴールを重ねていく試合展開でした。
結局、最後はシカゴ・ブルズが逃げ切り104-91で勝利しました。
ユナイテッド・センターに実際に行ってみた体験談
今回は、ユナイテッド・センターまで足を運びましたが、冬のシカゴはとにかく寒かったです。
私がシカゴを訪れた日は最高気温が−4°で雪も降り積もっていました。
ユナイテッド・センターでは、マイケル・ジョーダンの功績を讃えるように、様々なマイケル・ジョーダングッズが展示されています。
当時、着用していたユニフォームからトロフィー、肖像画などとにかくマイケル・ジョーダンをリスペクトしているのを感じました。
ユナイテッド・センターはマイケル・ジョーダンが全盛期だった1994年に開場していますが、約30年たった今では、改修を重ねているためか、古さはあまり感じなく、むしろアリーナの外観や内部は近代的な印象を受けます。
シカゴでは街中でも日本語表記はかなり少なく、日本人も少ないようですがNBAの黄金期を築いたシカゴ・ブルスの本拠地としてNBAの歴史やマイケル・ジョーダンの功績の重みを感じるアリーナでした。
NBAの大ファン歴20年のカツキです。 バスケ好きが高じて、過去には某雑誌のコラムを担当していた経験もあります。 ここでは、実際にNBAを現地で観戦してきた経験を元に濃い情報をお届けしていきます。