【NBA】TDガーデンでボストン・セルティックスの試合を観戦した体験談

私は、約半年間仕事の関係でアメリカに長期出張をすることになりました。

拠点はロサンゼルスですが、仕事でアメリカ中を飛び回っています。

せっかくアメリカに長期滞在することになったので、私の大好きなNBAの試合を15試合みる予定を組んでいます。

この記事では、実際に私がNBAのアリーナに行ってみて、アリーナの状況やアリーナまでのアクセス方法について詳しく解説していきたいと思います。

カツキ

NBAの大ファン歴20年のカツキです。 バスケ好きが高じて、過去には某雑誌のコラムを担当していた経験もあります。 ここでは、実際にNBAを現地で観戦してきた経験を元に濃い情報をお届けしていきます。

TDガーデンのアクセス方法

TDガーデンへのアクセスは、ボストンの充実した公共交通機関を利用することで非常に便利ですが、自動車や他の手段でもアクセス可能です。

以下に、TDガーデンへのアクセス方法を詳しく紹介します。

公共交通機関でのアクセス

MBTA(マサチューセッツ湾交通局)

地下鉄: TDガーデンは、MBTAのグリーンラインとオレンジラインの「North Station」駅に直結しています。

この駅を利用することで、ボストン市内や郊外から簡単にアクセスできます。

コミューターレール: North Stationは、MBTAのコミューターレールの主要な駅の一つでもあります。

ボストンの北方面からのアクセスに便利です。

バス

MBTAのバスサービスもTDガーデン周辺で利用可能です。

最適なバス路線については、MBTAの公式ウェブサイトで確認してください。

自動車でのアクセス

TDガーデンの住所は、100 Legends Way, Boston, MA 02114です。

ボストンの主要な高速道路からアリーナにアクセスすることができますが、イベント時には周辺の道路が混雑することがあります。

駐車場

アリーナ周辺には、公式の駐車場を含む複数の駐車オプションがあります。

しかし、スペースに限りがあるため、可能であれば事前に駐車場を予約するか、早めに到着することをお勧めします。

自転車でのアクセス

ボストン市内には自転車用のレーンが整備されており、自転車でのアクセスも可能です。TDガーデン周辺には自転車の駐輪スペースも用意されています。

ボストンの自転車シェアリングサービス「Bluebikes」のステーションも、TDガーデン周辺にいくつか設置されています。

注意点

イベント開催日には、特に公共交通機関と周辺の駐車場が混雑することが予想されます。

余裕をもって出発し、遅延に備えてください。

最新の交通情報や運行スケジュールについては、MBTAの公式ウェブサイトや、イベント開催に関するTDガーデンの公式アナウンスを事前に確認してください。

TDガーデンへのアクセスは、ボストンの公共交通機関を利用することで、スムーズに行うことができます。

また、自動車や自転車でのアクセスも選択肢に入れることができますが、事前の計画が重要です。

カツキ

私は地下鉄を利用してTDガーデンに向かいましたが、やはり試合の日いうこともあり、人はかなり多かったです。

TDガーデンの詳細情報

TDガーデンは、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンに位置する多目的アリーナです。

NHLのボストン・ブルーインズとNBAのボストン・セルティックスのホームアリーナとして最もよく知られています。

この施設は、スポーツイベントのほか、コンサートやその他のエンターテインメントイベントにも使用されます。

基本情報

所在地: 100 Legends Way, Boston, MA 02114, USA

所有者: デラウェア・ノース

運営: デラウェア・ノース

主な使用チーム・用途

ボストン・セルティックス(NBA)

ボストン・ブルーインズ(NHL)

TDガーデンはまた、NCAAバスケットボール、アイスホッケーの試合、格闘技イベント、そして国内外の有名アーティストによるコンサートなど、多岐にわたるイベントの開催地としても機能しています。

施設情報

収容人数

バスケットボールの試合で約19,580人、ホッケーの試合で約17,850人、コンサートやその他のイベントでは最大で約20,000人を収容可能です。

設備

TDガーデンには、最新の技術と快適な観客体験を提供するための設備が整っています。

豊富な飲食店、プレミアムスイート、クラブシート、VIPエリア、アクセシビリティ対応の設備などがあります。

TDガーデンの歴史

TDガーデンは、ボストン・ブルーインズ(NHL)とボストン・セルティックス(NBA)のホームゲームを中心に、コンサート、アイスショー、コンベンションなど多岐にわたるイベントが開催されています。TDガーデンの歴史には、前身となった施設から続く長い背景があります。

前身:ボストン・ガーデン

TDガーデンの前身は、1928年に開業したボストン・ガーデンです。

この古いアリーナは、ボストン・ブルーインズとボストン・セルティックスの試合のほか、多数の歴史的なイベントやコンサートに使用されました。

しかし、施設の老朽化と限られた設備のため、新しいアリーナの建設が計画されました。

TDガーデンの開業

TDガーデンは、ボストン・ガーデンの隣に建設され、1995年9月30日に「ショーヴェル・センター」として開業しました。

その後、フリートセンター、TDバンクノース・ガーデンを経て、現在の名称であるTDガーデンに落ち着きました。

この名称は、スポンサーであるトロント・ドミニオン銀行(TD Bank)から来ています。

主な改修とアップデート

開業以来、TDガーデンは複数回にわたり改修とアップデートが行われています。

2014年から2019年にかけて実施された大規模な改修プロジェクト「The Hub on Causeway」では、アリーナの拡張、新しいエントランスの追加、周辺地域の開発が行われました。

このプロジェクトにより、アリーナの観客体験が向上し、新しいレストラン、ショップ、オフィススペース、住居などが周辺地域に追加されました。

重要なイベント

TDガーデンは、NHLのスタンレーカップ決勝やNBAのファイナルなど、数多くの重要なスポーツイベントの舞台となっています。

また、国内外のトップアーティストによるコンサートや、政治集会、大学の卒業式など、様々なイベントが開催されてきました。

TDガーデンは、ボストンのスポーツとエンターテイメントの中心として、地域社会にとって重要な役割を果たしています。

その歴史は、ボストンのスポーツ文化と密接に結びついており、今後も多くの記憶に残る瞬間を提供し続けることでしょう。

TDガーデンのバリアフリーについて

カツキ

TDガーデンは全ての観客が試合を観戦しやすいよう、多くのバリアフリー設備とサービスを充実しています。

バリアフリーに特化した座席

TDガーデンには、車椅子利用者や他の障害を持つゲストのためのバリアフリーに特化した座席が用意されています。

これらの座席はアリーナの様々なセクションに配置されており、イベントによって最適な視界を提供します。

駐車場

TDガーデン近くには、車椅子利用者向けの駐車スペースが確保されている駐車場があります。

ただし、スペースにはそこまで広くはなく限りがあるため、事前の予約が推奨されています。

入口とエレベーター

アリーナの全ての入口はバリアフリーで、車椅子利用者や歩行器を使用する観客も容易にアクセスできます。

エレベーターも全てのフロアへのアクセスを提供しています。

聴覚障害者向けサービス

聴覚障害者向けには、アシステッドリスニングデバイスが提供されています。

また、NBA以外の特定のイベントでは手話通訳サービスが提供されることもあります。

視覚障害者向けサービス

視覚障害者向けのサービスとして、特別な座席配慮やガイド犬の同伴が許可されています。

トイレ

アリーナ内には車椅子で利用可能なアクセシブルトイレが複数設置されています。

盲導犬

盲導犬を伴う観客は同伴入場が許可されていますが、事前にTDガーデンにその旨を通知することが推奨されます。

ペットの同伴は禁止されています。

その他のサービス

補助者用のチケットを提供するサービスもあります。

補助者が同伴する場合、事前にチケット購入時またはTDガーデンに問い合わせることが必要です。

TDガーデンを訪れる際に特別なアクセシビリティのニーズがある場合は、事前にTDガーデンに問い合わせて具体的なサポートやサービスを確認することをお勧めします。

カツキ

TDガーデンは全てのゲストがイベントを楽しめるよう努めています。

TDガーデンのフードコートについて

アリーナ内には多様な飲食オプションが提供されており、観客はNBAの試合やイベントを楽しみながら様々な食事を味わうことができます。

フードコートの特徴

多様な飲食店: TDガーデンのフードコートには、伝統的なスタジアムフードから地元ボストンの料理、健康的なオプションまで、幅広い飲食店があります。

地元料理: ボストンやニューイングランド地域の特色ある料理を提供する店舗もあり、地元の味を楽しむことができます。

ソフトドリンク: ソフトドリンク、水なども広範囲にわたり提供しています。

提供される食事の例

  • ハンバーガー
  • ピザ
  • ホットドッグ
  • サンドイッチ
  • サラダ
  • ナチョス
  • ニューイングランドのクラムチャウダー
  • シーフード料理

特別な食事の提供

ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーなど、特別な食事ニーズに対応したオプションが一部の店舗で提供されている可能性があります。

私が実際に食べたTDガーデンのオススメフード

ニューイングランド・クラムチャウダー

ボストンで最も有名な料理の一つで、クリームベースのスープにジャガイモ、玉ねぎ、塩漬けのポーク、そしてもちろんクラム(ハマグリ)が入った濃厚なチャウダーです。

ロブスターロール

ニューイングランド地域の特産品であるロブスターをふんだんに使ったサンドイッチになります。

バターを塗ったトーストされたロールパンに、マヨネーズやレモンジュース、塩、胡椒で味付けしたロブスターの身を挟んでいます。

ボストンベイクドビーンズ

ソースやメープルシロップ、モラセス(糖蜜)で煮込んだ豆料理で、ボストンのニックネーム「ビーンタウン」の由来ともなっています。

通常は塩漬けポークやメープルシロップで味付けされます。

ボストンクリームパイ

ボストンの名物デザートで、スポンジケーキにカスタードクリームを挟み、チョコレートグレーズでコーティングしたケーキです。

実はボストンクリームパイはパイではなく、ケーキの一種です。

フィッシュアンドチップス

ボストンは港町であり、新鮮な魚介類が豊富なため、フィッシュアンドチップスも人気の料理です。

揚げた白身魚にフライドポテトを添えて提供されます。

フラッフェルナッター

ピーナッツバターとマシュマロクリーム(フラッフ)を白いサンドイッチパンで挟んだ、ボストン発祥のおやつです。

カツキ

この日は、かなり食べ過ぎてしまいいました、、、

TDガーデンで私が座った座席について

カツキ

今回、私が座った席は1階のコート横の座席でした。

ボストン・セルティックスはここ数年、優勝争いをする強豪チームで昔から人気チームでもあるので、チケットの料金が高額かと思いましたが、私が取った座席はコートからも近いですが、619ドル(日本円で約93000円)でした。

アメリカに来てから、NBAを数試合観戦していますが、NBAを見るときはゴール後ろの座席ではなく、テレビなどで見ている画角のコート横の方が試合を見やすいように感じます。

TDガーデンの1階席はなだらかな傾斜になっていますが、座っていてもコートをしっかりと見ることができます。

TDガーデンの座席ですが、今まで座ってきたNBAのアリーナの中でも特に座り心地の良い座席でした。

カツキ

しっかりと身体にフィットするクッションになっていて、長時間座っていても腰が痛くなったり疲れたりするようなことはないくらい、フカフカで座りやすく、座り心地が今までのアリーナの中で1番良かったように感じました。

TDガーデンで私が見た試合の感想

カツキ

今回、私がTDガーデンで見た試合はボストン・セルティックスVSクリーブランド・キャバリアーズの試合でした。

この試合では、クリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェルが調子が良く、全くフィールドゴールを落としませんでした。

また迫力ある、リバースダンクやボスハンドダンクを量産していました。

しかし、強豪のボストン・セルティックスもそれに応戦するようにジェイソン・テイタムを中心にオフェンスを組み立てジェイレン・ブラウンやドリュー・ホリデーが得点を重ねていきます。

ボストン・セルティックスが強いと言われる理由が、シュートを外してもクリスタプス・ポルジンギスが確実にオフェンスリバンドを取ってセカンドシュートを決めていることだと思いました。

ボストン・セルティックスはシュートを外しても必ずと言っていいほど、オフェンスリバンドを取ってセカンドシュートのチャンスを作っています。

カツキ

セカンドシュートチャンスが多いのがボストン・セルティックスが強い理由の一つだと感じました。

TDガーデンに実際に行ってみた体験談

カツキ

今回は、ボストン・セルティックスの試合を見るためにTDガーデンに足を運びましたが、ボストン・セルティックスはマサチューセッツ州のボストンでは熱狂的なファンが昔から多いことで知られています。

またTDガーデンの歴史も古く、ボストン・セルティックスファンの熱狂ぶりを肌で感じることができました。

またボストン・セルティックスのファンは熱狂的かつ、かなりマナーを守る礼儀正しいファンが多いと感じました。

アメリカのスポーツでは、アリーナやスタジアムにかなりのゴミが落ちていることが多かったですが、TDガーデンではゴミが少なく、ちゃんとゴミ箱に食べたものやドリンクなどを捨てている人が多かった印象です。

TDガーデンの内部も綺麗な作りをしていて、外観はコンクリートで覆われていてシンプルなデザインですが、内部は現代風なデザインとなっています。

カツキ

TDガーデンは、NBAでも歴史あるアリーナとなっており、何よりボストンのセルティックスファンの温かみを感じるアリーナでした。