私は、半年間仕事の関係でアメリカに滞在することになりました。
アメリカには仕事で何度も来ているので慣れてはいますが、ここまで長くアメリカに滞在することになったのは初めてです。
せっかくアメリカに長期滞在することになったので、滞在中は私の大好きなNBAの試合を15試合観戦する予定です。
ターゲット・センターのアクセス方法
ターゲット・センターへのアクセスは、ミネアポリスの充実した公共交通機関を利用することで非常に便利ですが、自動車や他の手段でもアクセス可能です。
以下に、ターゲット・センターへのアクセス方法を詳しく紹介します。
公共交通機関でのアクセス
ターゲット・センターは、ミネアポリスのライトレールであるMETRO Blue LineとGreen Lineのウェアハウス区画/Hennepin Ave駅に直結しています。この駅からアリーナへは、徒歩で簡単にアクセスできます。
ミネアポリスのバスシステム(Metro Transit)が、ターゲット・センター周辺に多くのバス路線を運行しています。最適なバス路線については、Metro Transitの公式ウェブサイトで検索できます。
車でのアクセス
ターゲット・センターの住所は、600 N 1st Ave, Minneapolis, MN 55403です。
ミネアポリスのダウンタウンに位置しているため、市内の主要な高速道路からアクセスしやすい場所にあります。
アリーナ周辺には、ターゲット・センターが指定する公式駐車場があります。また、ダウンタウンにはその他の公共および民間の駐車場も多数存在します。
イベント時には駐車スペースが混雑することが予想されるため、事前の駐車場予約や早めの到着が推奨されます。
自転車でのアクセス
ミネアポリスは自転車に非常に優しい都市であり、市内には自転車用のレーンが整備されています。
ターゲット・センター周辺にも自転車用の駐輪スペースがあり、自転車でのアクセスが可能です。
ミネアポリスの自転車シェアリングサービス「Nice Ride Minnesota」のステーションも、ターゲット・センター周辺に設置されています。
注意点
・イベント開催日には、特に公共交通機関と周辺の駐車場が混雑することが予想されます。余裕をもって出発し、遅延に備えてください。
・最新の交通情報や運行スケジュールについては、Metro Transitの公式ウェブサイトや、イベント開催に関するターゲット・センターの公式アナウンスを事前に確認してください。
ターゲット・センターへのアクセスは、ミネアポリスの公共交通機関を利用することで、スムーズに行うことができます。また、自動車や自転車でのアクセスも選択肢に入れることができますが、事前の計画が重要です。
今回、私はライトレールを利用しましたが金曜日の夜ということもありかなり混雑していました。
ターゲット・センターの詳細情報
ターゲット・センターは、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスに位置する多目的アリーナです。
NBAのミネソタ・ティンバーウルブズとWNBAのミネソタ・リンクスのホームアリーナとして知られており、スポーツイベントのほか、コンサートやその他のエンターテインメントイベントにも使用されています。
基本情報
・所在地: 600 N 1st Ave, Minneapolis, MN 55403, USA
・開業: 1990年
・所有者: ミネアポリス市
・運営: アネット・アリーナ・カンパニー(AEG Management TWN, LLC)
主な使用チーム・用途
・ミネソタ・ティンバーウルブズ(NBA)
・ミネソタ・リンクス(WNBA)
・これらのチームのほか、NCAAバスケットボールトーナメント、アイスホッケーの試合、格闘技イベント、コンサートなど、多岐にわたるイベントが開催されています。
施設情報
バスケットボールの試合では約19,356人、コンサートやその他のイベントでは最大で約20,000人を収容可能です。
ターゲット・センターには、最新のビデオボードと音響システム、豊富な飲食店、プレミアムスイート、クラブシート、ファン向けのインタラクティブなアトラクションなどがあります。
計画と建設
ターゲット・センターの計画は、ミネソタ・ティンバーウルブズ(NBA)の新しいホームアリーナとして1980年代後半に始まりました。
当時のティンバーウルブズはメトロドームで試合をしていましたが、バスケットボール専用の施設を求めていました。
ターゲット・センターの建設は1987年に始まり、1990年に開業しました。
建設費用は約1億0400万ドルで、この費用は公私の資金によって賄われました。
開業
ターゲット・センターは1990年10月に正式に開業しました。
開業当初から、NBAのティンバーウルブズのほか、WNBAのミネソタ・リンクスのホームアリーナとしても使用されています。
改修とアップグレード
ターゲット・センターは、開業以来、複数回にわたって改修とアップグレードが行われています。
特に2015年から2017年にかけて実施された大規模な改修では、施設の座席、コンコース、レストラン、ロビーなどが改善されました。これにより、ファンの体験が大きく向上しました。
名称
アリーナの名称は、ミネソタを拠点とする小売り大手のターゲットが命名権を取得したことにより「ターゲット・センター」と名付けられました。
ターゲット・センターは、ミネアポリスのスポーツとエンターテインメントの中心地として、地域社会にとって重要な役割を果たしています。その革新的なデザインとファンファーストの姿勢により、訪れるすべての人々に忘れられない体験を提供しています。
ターゲット・センターのバリアフリーについて
ターゲット・センターは、すべての訪問者がアリーナを快適に利用できるよう、多くのバリアフリー対応を施しています。
以下に、ターゲット・センターのバリアフリー設備とサービスについての詳細を記載します。
アクセシブルな座席
ターゲット・センターでは、車いすを利用している方々やその他のアクセシビリティの要件がある方々のために、アクセシブルな座席が用意されています。
これらの座席は、イベントを視覚的に楽しむための良い位置に配置されています。
駐車場
アリーナの近くには、アクセシブルな駐車スペースが設けられており、車いすの利用者や障がいを持つ方々に便利です。
入口とエレベーター
ターゲット・センターのすべての入口はバリアフリーで、車いすや歩行器を使用している方も容易に入場できます。
施設内のエレベーターはかなり便利になっていてで、どんなかたでもアクセスが可能となっています。
聴覚障害者向けのサービス
ターゲット・センターでは、聴覚障害のある方向けに、補聴システムや手話通訳サービスを提供しているイベントもあります。
視覚障害者向けのサービス
視覚障害者の方々のために、専用のアシスタンスを提供することもあります。
サービス動物
サービス動物を伴っての入場が認められています。
ただし、ペットは入場が不可になっています。
トイレ
アリーナ内には、車いすで利用可能な広々としたトイレが複数あります。
事前に問い合わせを!
イベントごとに提供されるアクセシビリティサービスは異なる場合があるため、特定のニーズがある場合は事前にターゲット・センターに問い合わせることをお勧めします。
ターゲット・センターは、すべてのゲストが快適にイベントを楽しめるよう、さまざまなバリアフリー設備とサービスを提供しています。
観戦前に公式ウェブサイトをチェックするか、直接ターゲット・センターにお問い合わせいただくことで、より具体的な情報や必要なアレンジメントについて確認することが可能です。
ターゲット・センターのフードコートについて
ターゲット・センターでは、イベント参加者に多様な飲食オプションを提供しており、フードコートには様々な種類の食事やスナックが用意されています。
以下に、ターゲット・センターのフードコートに関する情報を紹介します。
食事の多様さ
・ターゲット・センターのフードコートには、伝統的なアメリカンフードから健康志向のオプション、地元ミネソタの料理に至るまで、幅広い飲食店があります。
・提供される料理の例としては、ハンバーガー、ピザ、サンドイッチ、サラダ、ホットドッグ、アイスクリーム、プレッツェルなどがあります。
地元料理の取り入れ
ターゲット・センターでは、ミネソタ州の地元の食材や料理を取り入れたメニューを提供することで、観客に地域の味を楽しんでもらっています。
特別な食事の提供
ベジタリアンやグルテンフリーなど、特別な食事ニーズに対応するメニューオプションも一部店舗で提供されている場合があります。
イベントを楽しむ際には、ターゲット・センターの多様な飲食オプションをぜひ活用してください。
ただし、最新の飲食店のリストやメニュー、営業時間については、事前にターゲット・センターの公式ウェブサイトを確認するか、直接施設に問い合わせることをお勧めします。
私が実際に食べた、ターゲット・センターのオススメフード
ミネソタ州はワイルド・ライスの生産で知られており、ターゲット・センターではこのミネアポリスの食材を使った様々な料理が提供されています。
ワイルド・ライススープはターゲット・センターで特に人気があるようでした。
ノルウェー系アメリカ人の伝統的な料理のようで、乾燥させてから水に浸した魚(通常はタラ)をライムで処理し、蒸し焼きにしたものです。
独特の風味があり、私は美味しくいただけましたが、好みが分かれる料理だと感じました。
チーズバーガーの一種で、パティの内部にチーズを詰め込んでから焼き上げるという特徴があります。
一口かじるととろけるチーズが溢れ出すのが魅力です。
ターゲット・センターで私が座った座席について
今回、私が座った席は2階席の最後方で価格は53ドル(日本円で約8000円)でした。
おそらくこれまでに見たNBAの試合の中で一番、価格が安かったと思います。
NBAの試合では、その試合の人気度によってチケットの価格が変わります。
とは言え、どの試合も日本のプロスポーツの試合のチケットと比べるとかなり高額です。
私が座った席は2階席の最後方ですが、ターゲット・センターは今まで見てきたNBAの試合のアリーナの中で一番コンパクトで狭く感じました。
また2階席の勾配がかなり急で、試合を真下に見下ろしてみるイメージです。
通路を歩いていても、勾配が急なので少し怖かったです。
ただ、コンパクトである分、2階席の最後方でもコートが近く感じ、試合はかなり見やすかったです。
ターゲット・センターで私が見た試合の感想
私が見た試合は、ミネソタ・ティンバーウルブズVSポートランド・トレイルブレイザーズの試合でした。
試合は1クォーターから、ミネソタ・ティンバーウルブズペースで、1クォーターだけで36-15の点差がついてしまいました。
ミネソタ・ティンバーウルブズは、ルディ・ゴベアやカールアンソニー・タウンズを中心に得点を重ね、ルディ・ゴベアは得点だけでなくリバウンドもこの試合で17個取っており、ポートランド・トレイルブレイザーズの追い上げを寄せ付けない形で試合が進んでいきました。
結果は116-93でミネソタ・ティンバーウルブズが勝利しました。
ターゲット・センターに実際に行ってみた体験談
今回、ターゲット・センターでミネソタ・ティンバーウルブズVSポートランド・トレイルブレイザーズの試合を見た日は金曜日の夜だった為、かなり混雑していました。
私はライトレールを利用して、ターゲットセンターに向かいましたが、アリーナと直結している駅も、アリーナ周辺も大混雑していました。
また、この日はアリーナも満員で、アリーナ入り口には人でごった返しておりアリーナに内部に入るまでに20分ほど時間を要しました。
ターゲット・センターは開場が1990年と33年ほど経っていますが、改修を重ねている割には、トイレなどはかなり年季の入っている感じがしました。
所々、現代風に新しくなってはいますが、老朽化が隠しきれていない感じがします。
また、この日のミネアポリスは晴れてはいましがが、風が強くとにかく寒い日でした。
アリーナの中は暖房が効いていて、過ごしやすかったですが試合が終わり外に出た瞬間の寒さには絶望しました。
NBAの大ファン歴20年のカツキです。 バスケ好きが高じて、過去には某雑誌のコラムを担当していた経験もあります。 ここでは、実際にNBAを現地で観戦してきた経験を元に濃い情報をお届けしていきます。